ポーランド × IT産業
近年、スタートアップの台頭と高度なスキルを身につけたITエンジニアの多さで注目を集めている、ポーランド。
ヨーロッパの真ん中に位置するIT大国の概要と
日本企業との協業に必要なステップについてご紹介します。
ポーランドIT産業の強み
ポーランドは、中東欧地域で最もIT産業が発展している国の一つです。
コンピューターサイエンス学部は大学で最も人気の専攻であり、
2020年のコンピューターサイエンス系学部入学者数は33,000人となっています。
優秀なポーランド出身ITエンジニアは国内外の企業から熱視線を浴びており、
ポーランドにおけるIT関連のアウトソーシング市場規模は、2023年には25.6億ドルに達すると予想されています。
また、2021年にTholon社が発表した「デジタル国家(Digital Nations)」ランキングでは、
ポーランドが全世界で第14位を獲得しています。
経済の安定性
2004年のEU加盟後堅調な経済成長を遂げています。 新型コロナウィルスで各国の経済成長率低下する中、2020年には4.5%のGDP成長率を保っています。
地理的優位性
ヨーロッパの中央に位置するポーランドは、ビジネスの起点に最適な場所です。 ワルシャワ、クラクフをはじめとする主要都市からは、 ヨーロッパ各国へ数時間以内で移動が可能です。
コスト優位性
市場の成長やインフレといった要因で、ポーランドのITエンジニアとの協業に関わるコストも上昇傾向にあります。 それでも、イギリスやフランス等のエンジニアと比較して、1/2~1/3にコストが抑えられる場合が多く、 当面は、コスト優位性もポーランドIT産業の魅力として挙げられます。
EU加盟国
ポーランドは2004年にEUに加盟をしています。 他のEU加盟国との間のビジネス関連規制が撤廃されており、 域内企業とのスムーズな協業が可能です。
IT人材
ポーランドのITエンジニアは層が厚いことで知られ、その数は30万人にのぼります。
さらに、対応可能なソフトウェア言語が多様なことも、ポーランドの強みの一つです。
IT専門のリクルートメント会社も多く、多彩な方法での採用活動が行われています。
英語能力
ポーランド人の英語力はヨーロッパ諸国内でも高水準です。 EF Education Fast財団によると、世界111カ国中、ポーランドの英語話者のランキングは13位となっています。 特に高等教育を受けたITエンジニアの英語話者率は、かなり高いです。
便利な時差
ポーランドは、日本ともアメリカとも協業が可能な時差帯にあります。 アジアとは午前中、アメリカとは夕刻にオフィスアワーが重なるため、多国籍企業にとって理想的な場所に位置しています。
多様なスキル
ポーランドのエンジニアは多様なプログラミング言語に対応可能です。 エンジニアのアウトソーシング会社では、どんな言語にも対応できると謳う企業も多く、エンジニアの層の厚さが窺えます。
コーディング経験
ポーランドのエンジニアはコーディングを始める年齢が、他国に比べて早い傾向にあります。 また以前より数学教育には定評があり、最近で多くの若者が在学中から就業経験を積むことから 若年層の経験も豊富なことが特徴として挙げられます。
IT人材の採用・協業
ポーランド人IT人材の採用、社内のプロジェクトのアウトソーシングをお考えの企業の皆様へ
採用サポート
ポーランド人ITエンジニアの採用をお考えの企業の方々向けに、 人材会社と協力をし要件を満たしたエンジニア採用のサポートを提供します。
採用後の総務サポート
ポーランドでのエンジニアの雇用は、税的優遇の観点からB2B雇用(業務委託契約)が一般的です。 採用から契約書の作成、ポーランドの法慣習等のアドバイスまで一貫してサポートします。
現地オフィスサポート
ポーランドでは、ITエンジニアのハイブリット型勤務が人気です。 必要な形態に応じた適切なオフィス探しをサポートし、オフィスの整備・管理まで一貫してご対応いたします。
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